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出版社内容情報
【内容紹介】
眠りとはなにか?夢とはなにか?にやさしく答える
〈眠り〉は2種類ある。穏やかな脳波をもつ〈徐波睡眠〉、覚めの脳波にそっくりな〈逆説睡眠〉。眠りのはじめは徐波睡眠で始まり、やがて深い眠りから眼球が激しく運動する逆説睡眠へ……、そしてまた、徐波睡眠へ……。眠りはこの繰り返しで進行する。逆説睡眠のときにみる〈夢〉は、主に〈夢想型〉の夢が多く、徐波睡眠のときにみる夢は、〈思考型〉の夢が多い。聴覚の夢、視覚の夢、味覚の夢、匂う夢。夢にもいろいろある。さて、夏目漱石の『夢十夜』は、体験にもとづくのかあるいは全くの創作なのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
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睡眠も生命活動上重要。2017/01/31
nd
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眠りと夢について,主に大脳生理学の立場から幅広くまとめた新書.知性とユーモア豊かに語るその情報密度は高く,論拠となるデータの多さも相まって脳が疲れるほどに面白い.1989年,27刷にしては文字の一つ一つが瑞々しいのは,著者の高い感性(俳人でもあったらしい)とキラキラした好奇心がそこかしこに見られるからだろうか.そういえば,眠るには頭のなかで「あーー」って声出してるといいらしいですね2015/02/17
てふ
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寝る子は育つというのは本当らしい。眠れなくても目を瞑っているだけでも脳は安らぐ。眠れないときは聞こえてくる音にじっと聞き耳を立てていれば眠れる(生理的入眠法)。2010/05/17
ipusiron
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1999/4/30読了
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