パスカル『瞑想録』に学ぶ生き方の研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884747404
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C0095

内容説明

人間は考える葦である。二十歳の時から、パスカルの『瞑想録』を胸中深く指針としてきた著者が、五十余年の歳月を経て、不朽の名作をひもとく。

目次

序論 今、なぜパスカルか
第1章 科学の外にあるもう一つの世界
第2章 なぜ神が存在しないといえるのか
第3章 確かなものはどこにあるか
第4章 人間は考える葦である
第5章 神は決して公平ではない
終章 パスカルの思想を生きる意味

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5(1930)年山形県生まれ。同30年上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.専攻は英語学。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。幅広い評論活動、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田山河雄

2
フランスの数学者、物理学者、哲学者であったパスカル(1623~1662年)は又厳格なキリスト教信者でもあったと言う。「幾何学的精神」(自然科学的・ロジカル精神)を認めつつ、もう一つ「繊細なる精神」(解剖学的限界の外にある精神、人格・個性・霊魂なるもの)の持ち主でもあったらしい。彼は奇跡を体験している。それも二度。これで彼は確信を得たと。私には未だとても俄かには整理しきれない。また読める機会があればと思う。2021/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/621774
  • ご注意事項

最近チェックした商品