内容説明
世代を超えて読み継がれている人生論の名著『修身教授録』。“人間いかに生くべきか”について切々と語ってやまぬ言々句々。その精髄を声に出してこそ身が立ち志が立つ。「素読読本」の名作ここに成る。
目次
第1章 生を国土にうけて―「修身教授録」抄(1)(天の命;人生態度 ほか)
第2章 真実に願うこと―「修身教授録」抄(2)(人生の真の出発;真の志とは ほか)
第3章 「修身教授録」・語録50選
第4章 「女生徒のために」講義抄録(人間修養の道場;人間の気品と床しさ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
25
必読の1冊だと思います。素晴らしい本です。「読書は心の養分」、「一日読まざれば一日衰える」、心に響きます。「教育は人を植える道」、つまり、植えた木は教師が亡くなっても、その生長をやめないという意味でお話されているが、教育の基本は正にここにあると思います。初めは教えてもらうことばかりだけど、いずれ自立し自力で生きていく、これこそが教育のあるべき姿だと思います。本書の最後に「女性徒のために」という章があるが、この中でも「女の子には女の子らしい躾を」、「家庭は人生の道場」、など、読み継がれるべき言葉の数々です。2014/01/22
ともあきほ
1
敬愛という言葉・・・目上の人には敬、目下の人には愛の精神。など心に残る言葉がたくさんあるので毎年読み直すこと。少し古さを感じるが良い本だと思います。 2004/10/19
丸坊主
0
良い本に出会いました。「一日読まざれば一日衰える」。心に強くとどめておかなければと思いました。姿勢を正し、腰骨を立て、読書をしたいと思いました。2013/04/13
Kenichi Kawabata
0
609 毎日一つずつ声を出して読みました。森信三先生の生徒への情熱というか愛というかひしひしと感じました。自分も社員さんや子供たちに接するとき、少しでも先生のように語り続けたいと思いました。それと、下坐業を積んでいきます。2012/04/26
ぽった
0
最後の女生徒のためには…当時は教育者でもこんな考えだったのか。2023/02/22
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