出版社内容情報
私には、お父さんがいい人なのか悪い人なのかわからない。お父さんのことを、好きなのか嫌いなのかもわからない。(若羽)
小さい頃の僕は、父さんのようになりたいとあこがれていた。もちろん今だって、立派だと思う気持ちは変わらない。
だけどときどき、そんな父さんを見ていると息苦しくなることがある。(慧)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
児童書。大人も辛いのよ系YA、読んでいて愉快ではない。いろいろ考えさせたり子どもの成長を描きたいのだろうけど感想文以外の需要あるの?「どうしてみんな、そんなに簡単に聞くんですか?尊敬する人とか将来の夢とか。学校のみんなや知らない誰かの前で、どうしてそんな大切なことを言わなくちゃいけないんですか?」「僕はもう、いいかげんなことは言いたくない。そうじゃないと、やっとわかりはじめたことまで台無しになってしまうから」▽夢も希望もない現実話に、最後なんとか希望をもたせようなんてご都合主義だ。2023.9刊2024/01/19
イケメンつんちゃ
36
マジョカルミナ まさかの落選に 事務所はざわつく あまりに腹が立ったのか だるまを叩きつける 赤川次郎フリークのレビューさんオススメ 題名がコンパクトありすぎ 図書館へアゲアゲ 取り置きして貰いました 僕もいません 昔は内申書とかの関係で 両親とか書いていたかと思いますが この世知辛い世の中 今までお会いしたことはございません 堂々と卒アルに 恩師と書かれたところで 最初からイヤな気分から始まる 大人の事情 大人の都合 彼の大人への階段 彼女の大人への階段 結末はよかった感動 東京スポーツ杯2歳ステークス2024/11/26
雪丸 風人
17
主人公は小学6年生の2人。みながうらやむ父のいる少年とあぶなっかしい父のいる少女。それぞれに人には理解されないモヤモヤを抱えていた彼らが、抑圧や混乱のただなかで葛藤した末に、本当の気持ちをあらわにしていきます。瑞々しい感情の発露が圧巻!親たちの反応には完全に虚を突かれた感もありました。少女の割り切れない感情への気づき、少年の不完全さへの気づき、どちらも大切ですね。大人の私にも心地よい読書体験になりましたよ。子どもたちにとっては、自分を見つめ直すきっかけになる一冊だと思います。(対象年齢は11歳以上かな?)2023/11/23
こめつぶ
8
小学6年生の若葉と慧の目線で物語は進みます。父親がだらしなく母と節約しながら暮らす若葉。父親が弁護士で社会的にも信用があり、生活全てがきっちりとした父親を持つ慧。対照的な環境の2人ですが同じように誰かに憧れ、自分に落胆し、父親について悩みます。毎日の中で溜まっていくモヤモヤを上手く処理する事も、伝える事も難しい年頃。それぞれの気持ちが丁寧に描かれ共感しながら読んでいました。まだ子供かもしれませんが、子供なりに必死に考え、踠き、自分や大人の弱さをも目の当たりにする。それが丁寧に綴られているように感じました。2025/06/14
vodka
7
タイトルの印象と中身が違いました。1番身近な大人の1人、父親と向き合う子供たちの気持ちが丁寧に描かれた本。ずっと主人公2人の目線が交互に表れる中、最終章が、ぐっと引き締めの役割を果たしています。2024/12/05




