内容説明
四肢切断し、さまざまな苦難に遭いながらも懸命に、そして誇り高く生きた女性の物語。
目次
はじめに
四肢切断
父の死
母の再婚
闇から光へ
娘義太夫〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
okina
2
ヘレン・ケラー女史をして「私より不幸な人、そして偉大な人」と言わしめた女性の方。凄いです!2023/10/21
おち
1
子供時代に女史の話を聞いた記憶があって、今回偶然にまた女史の本を手に取りました。 壮絶人生にただただ感服しました。 一生懸命という事を正に実践された生き方だと思いました。 全ての事に感謝して生きていらっしゃった美しい方、艱難辛苦の果てに悟りを開かれた方ですね。 2022/08/18
ナツ
0
中村久子さんが、今の授産所の現実を知られたらどう思われるだろう。 「自分の力でパンを口にする喜び」は、今の授産施設にあるとはとても思えない。 「他人の事と考えないで、生きる場所を作って下さいませ。(略)「予算がない」というお言葉は"誠意がない"と私たち障害者には聞こえますが、これもひがみなのでしょうか」 人から非難されるほど障害者に厳しい中村久子さんが、ひがみでこんな発言をするはずはない。 現代は当時よりもさらに悪化している。"誠意がない"どころか悪意すら感じる政策に、久子女史ならなんと言2009/07/29
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