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内容説明
グローバルな俯瞰力と世界諸地域の文化や社会の多様性はどのようにして思考できるのか?様々な分野で最先端を走る研究者たちの実践を垣間見る。東大駒場「グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ」構想の成果。
目次
地域研究とグローバル・スタディーズ―一アメリカ研究者の視点から
領域再編の政治学
奴隷貿易とその廃止運動を再考する―チャリティと共感の観念史を通して
謝罪・赦し・和解の政治とグローバル化
グローバル化の中でのイスラーム
グローバル化は比較社会研究に何をもたらすか
世界史/グローバル・ヒストリー研究の意味、可能性と難しさ
哲学の希望―世界哲学から
異なるものをつなぐ、比べる―地域研究と開発研究の狭間で考える
アフリカに接近する―政治学からのアプローチ
「グローバルな俯瞰力」と「ローカルな視点」をつなぐ―メキシコの抗議行動のイベント分析を例に
「宗教的なもの」から広がるもうひとつのグローバル・スタディーズ
グローバル化時代の『人間』を考える―歴史人類学からの視点
政治思想史、帝国、グローバル化
中動態によって問い直される近代的人間像
著者等紹介
國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授(哲学)
清水光明[シミズミツアキ]
東京大学グローバル地域研究機構特任研究員(日本近世史・思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アップルケーキ
1
グローバルの言葉の捉え方。 広い視野、色々な考え方を理解した上で それを自分の考え方にプラスして ミクロにも反映出来る様にする。 これから勉強する学生さんが読むと 色々な研究分野があるのが分かり 参考になると思う。 しかし、個人的にはミクロに研究するのは無理な気持ちになりました。 書いてあったのがほとんど文系分野だからかもしれないけど…。2023/06/05
r
1
なんと!良本なのにちゃんとした登録がない、、、(?) 広く、でも要点は抑えて色んな話が読めて大変面白かった〜。特に最後の中動態のはなし。中動態の本の方も読もうかなあ。 全体として哲学や物を考えること言語は切り離せないなって。当たり前ですが2022/07/08
Go Extreme
1
地域研究とグローバル・スタディーズ 領域再編の政治学 奴隷貿易とその廃止運動を再考 謝罪・赦し・和解の政治とグローバル化 グローバル化の中でのイスラーム グローバル化は比較社会研究に何をもたらすか 世界史/グローバル・ヒストリー研究の意味、可能性と難しさ 哲学の希望 異なるものをつなぐ、比べる アフリカに接近する グローバルな俯瞰力とローカルな視点をつなぐ 宗教的なものから広がるグローバル・スタディーズ グローバル化時代の人間を考える 政治思想史、帝国、グローバル化 中動態によって問い直される近代的人間像2022/05/06