内容説明
立腰…腰骨を立てる(人間は心身相即的存在)。挨拶は自分から先に。返事はハイとはっきりする。はき物を揃える、席を立ったら椅子をいれる。躾の三原則。森信三氏に師事38年、仁愛保育園が証明する奇跡の子育て。
目次
第1部 家庭編(家庭におすすめしたいこと―豊かな心は、忙しさの中では育たない 親子で向き合う時間を優先してつくることから;心身共に健康な子どもに;悩み相談―心の穴をうめましょう)
第2部 子育て秘伝編(人間を軌道に乗せるための基盤づくり―立腰と躾の三原則;学問を軌道に乗せるための基盤づくり―家庭学習の土台(学問への躾))
第3部 保育園編(保育園の役割、あり方―重要性を増す保育園の役割;仁愛保育園立腰教育の展開―森信三先生との出会い;仁愛保育園の実際)
著者等紹介
石橋富知子[イシバシフチコ]
1940年(昭和15年)福岡県生まれ。2児の子育てをしながら保育士の資格を取得。1971年(昭和46年)に福岡市城南区に仁愛保育園を開設。1974年(昭和49年)に教育哲学者・森信三氏に出会い、森氏が提唱する「立腰」と「躾の三原則」を教育方針とし、「調和のとれた人柄の土台づくり」に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Eiichi
2
今年54冊目。p70型つくって魂入れず。型を求めることに上回るほどの愛情を注がなければならない。p77顔(体)を向けるということは、瞬時に自分の我を抜いて、相手の話を素直に聞くという態度の表れだからです。心のコップを上向きにして、「素直に聞きます」という気持ちで、「ハイ」と言いましょう。p79はき物を揃えるのは日本流、席を立ったら椅子を入れるのは西洋流。はじめと終わりのけじめ。2015/04/06
ハメ・ドゥースト
1
★★★p.70型つくって魂入れず。型を求めることに上回るほどの愛情を注がなければ、型を美しく整え、型のもつ精神を心に刻み込むことはできない。p.77「ハイ」と言って相手に体を向けること。顔(体)を向けるということは、瞬時に自分の我を抜き、相手の話を素直に聞く態度の表れ。2012/08/14