内容説明
日本人が玄米を食べてこなかったのには理由があった!栄養価の高いスーパーフードは、炊き方ひとつで毒にもなる!
目次
1章 “玄米”は体に良いが、毒にもなる
2章 玄米はなぜ体によいか、白米と何が違うか?
3章 “米”の民の日本人がなぜ玄米を嫌ったのか?
4章 ちょっと待った!その玄米食は危険です!
5章 発芽玄米はなぜ体によいのか?
6章 正しい玄米の炊き方とは?
7章 酵素と食物繊維で健康は腸からつくる
8章 鶴見式・現代養生訓
著者等紹介
鶴見隆史[ツルミタカフミ]
1948年石川県生まれ。金沢医科大学卒業後、浜松医科大学で研修勤務。その後数ヶ所の病院に勤務したが西洋医学の限界を知る。様々な代替医療を追求していくうち酵素栄養学に出合い研究を始め、鶴見式免疫治療を確立。2014年から、サプリメントを独自に開発し非常に質を高めたことと、ホルミシスを使ってのやり方(ホルミシスマックスパワー、HSPドーム)を加え、酵素栄養学と相まってさらに向上した治療が可能になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
38
酵素関連3冊目、著者2冊目。今回は玄米が主役で後半は生命活動に必須の酵素について詳述。「70才までに呆ける〜」とかなりオーバーラップ。玄米で注意すべきは有害な要素もあるアブシシン酸、フィチン酸とアクリルアミド。これを配慮せずに摂取すれば体に悪影響必至。17時間以上水に浸し、圧力鍋でなく炊飯器で炊けば問題は解消し白米に比べ格段に高い栄養価を享受出来る。また水に浸す事で発芽玄米化して更なる効用も。いわゆるマクロビは過去の遺物で市販の無理やり加工の発芽玄米同様体に毒。果糖忌避は誤り、生野菜同様酵素増やすの有用。2023/08/05
baboocon
26
直前に読んだ「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」でも玄米食を薦めていた。一方、大いに参考にしている「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」では玄米より白米がよいと書いてあって、一体どちらが正しいんだよ!と混乱してきたら目にとまった本。前置きが長くなったが、結論としては玄米には白米より多くの栄養素が含まれているが、正しく調理しないとむしろ有害になると言うこと。ABAやフィチン酸、アクリルアミドという毒については初耳だった。2018/04/21
香菜子(かなこ・Kanako)
17
正しい玄米食、危ない玄米食 マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか。鶴見 隆史先生の著書。玄米から健康につながる。玄米食はからだにいい。玄米食が危ないとしたら、いままで常識だと思い込んでいることが非常識になってしまう。正しい玄米食、危ない玄米食をきちんと理解すること。マクロビということばだけにとらわれないこと。正しいマクロビをしないと健康を失ってしまう。2023/06/18
baboocon
9
再読。2018/07/06
めん
9
副題の「マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか」と感じたことはある。10年以上前だが、自然育児に興味を持ち、マクロビオティックの講演にも参加した。その時、講師を見て、確かに前述のように思った。それは、本書の言う玄米の3大毒(アブシジン酸、フィチン酸、アクリルアミド)が原因だったのか。玄米の害を除く、玄米の正しい炊き方も解説されていたが、浸水含めて準備に30時間となると、玄米を主食にしようとは思えない。ただ、酵素は摂りたいと感じた。くるみも好きなので、酵素阻害剤は気にとめておきたい。図書館2018/05/17