内容説明
本当の優しさ、思いやりを考える。こころ洗われる精神分析家のアドバイス。
目次
第1章 優しさは大人のしるし―ある会合の記録
第2章 添う
第3章 精神分析はインチキでしょうか
第4章 常識・見識の罪
第5章 デコ・ボコ人間模様
第6章 老いを想う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不動 明
2
木田さんの著書を現在時系列順に読んでいるので最初に読んだこの著書にたどり着きました。最初に読んだ時も感銘を受けましたが時系列に読んできたので木田さんが他の著書で散々延べてきたので割愛しますという箇所もよくわかり前回よりも心に染み込んできました。デコさんボコさんの解説は何となくデコがドロンジョでボコがトンズラーとボヤッキーを想像して笑ってしまいました、が一番のデコはオシオキだべ~のドクロベェでドロンジョ達がボコかな?(笑)2015/08/28
不動 明
2
とても読み易く、まるで木田先生が優しく≪精神分析≫を解いてくださってる様に読み終えました。今まではロジャースの“傾聴”寄りでしたがこれからは少しづつフロイトやユングなどにもあたろうかと思ってた矢先の良書に出会えました。少し驚いたのは“傾聴”よりはグッと踏み込んで分析した事を伝えるのが傾聴からすると大丈夫か?と心配しましたが、傾聴もそれだけでなくもっと楽にやれたらと思ってたので参考になりました。木田先生の人生経験も勿論大いに関係してる事ではありますが。2015/07/31
アマテラス
2
精神分析学における「家族・親子関係」の基礎的な考え方を知るのに最適な良書!? 2部作のうちの2作目。