感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
42
読めばわかる!人間の根源にあるものを、谷川俊太郎さんならではの言葉で、あぶりだした1冊。詩は、まさしく芸術であり哲学であることの証明。下田さんの絵が、それをさらに高めている。2023/08/05
momogaga
34
セクシャリティな言葉が、かなり出てきて、最初は戸惑いながら読みました。そして、読み直し時には、苦笑し、突っ込みを愉しみました。2023/08/24
jolly
5
図書館に並んでたら手に取ってしまう谷川作品。このタイトルだけに今回はエロいのだけ。そしてやっぱり詩を読む才能はない。 2023/09/07
kaz
4
谷川俊太郎がここまでダイレクトにエロチックな詩を書いていたとは、想像もしなかった。図書館の内容紹介は『皆さんが口々に何かおっしゃるから 私はもう口は要らないのです 私はカラダで言います一番大事なことを 谷川俊太郎の詩と、下田昌克の画による詩集。「Coyote」連載に書き下ろしを加え書籍化』。 2023/06/06
yumani
3
雑誌PENの特集で〈谷川と画家の下田がファクシミリで送り合った六年の往復書簡集〉とあった。送られてくるのは撃ち抜かれるほど強烈な数行!一体何を返せと言うのだ?最初は艶かしくエロティックな太い線…次第に《ハダカだから〜どうなの》→(線は勝手に動きだすんですか?〜出てくる前には〜どこにいるんですか?)そして見え隠れする老い。太い線に対し消え入りそうな細い線…《輪郭しか描かないのに〜線は平気で残酷になる》動悸が早まってくる。最後の頁は背骨の浮き出た部位だけ…とんでもないモノを見てしまった。礼讃は祈りにも似て…。2024/06/19
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