HARUKI MURAKAMI 9 STORIES
シェエラザード

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  • サイズ B5判/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184599
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OCEAN8380

23
女って怖いと思った。タンポンはどうなったのかな!?まだ置いてあるのかな!2018/09/09

ぐうぐう

23
村上春樹の短編をバンド・デシネとしてコミカライズするシリーズの第3巻。前2作に比べると、「シェエラザード」は比較的新しい作品だ(『女のいない男たち』収録)。作画を担当するPMGLは、原作小説を踏襲しながらも、原作の重力に適度に逆らいながら、常に漫画であろうと心掛ける。主要な人物である男女の顔が、平安人のようなデザインなのは、さすがにやり過ぎだとは思うが、やつめうなぎの思い出を語る場面で部屋が水で満たされていくイメージは実に漫画的であり、あるいは映画的でもある(今年のオスカー受賞作を思い出す)。(つづく)2018/05/28

アキ

15
「女のいない男たち」で2回読んだ話だが、このバンドデシネで読むとまた違った趣きになる。新鮮に感じ、絵がイメージを膨らませてくれる。「羽原にとって何よりつらいのは性行為そのものよりはむしろ親密な時間を共有することができなくなってしまうことかもしれない」「現実の中に組み込まれていながらそれでいて現実を無効化してくれる特殊な時間」お互いまとうものがないからこそ本音で紡ぎ出される言葉がある。大人なしびれる言葉たち。HARUKI MURAKAMI 9stories 3作品目。これからの6作品楽しみ~~2018/06/08

tom

13
自発的軟禁状態の男と、その世話をする女が登場人物。女の語りがメインディッシュ。女は、高校生のころ、好きな男の家に白昼、忍び込んでいた。家人が誰もいない家に入り込むときの、じんわりとした空気感。男の部屋の探索、男の着たTシャツの臭いをかぐ興奮。40年前のに聞いた河合隼雄の講義を思い出す。テーマは侵入盗をした少女のメンタリティ。他人の家に入り込むことは、家族の空気に溶け込むこと。その願望の背景は、家族への憧憬がある云々。ちょっと違うかもしれないけれど、春樹さん、こんなメンタリティを感じ取る人なのだ。きっと。2019/04/27

ひろさん

9
摩訶不思議な八つ目ウナギの話がすごく気になる物語でした。漫画がアメコミ風で独特な雰囲気で楽しめます。 村上春樹の世界がアメリカではこんな風に捉えられているのかしら?と想像しています。2018/09/12

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