出版社内容情報
フランスの気鋭のアーティストが、村上春樹氏の代表的な短篇9作をバンドデシネ作品にしました。
MONKEY掲載時に大好評を得た『かえるくん、東京を救う』ほか、バンドデシネ(※)で読む村上春樹短篇シリーズ全9巻の刊行を、6月より開始します。
記念すべき第1弾は、村上短編の中でもカルト的人気を誇る名作『パン屋再襲撃』です。
世界で初となる村上作品の漫画化、ご期待ください!
※バンドデシネ
フランス他のヨーロッパでの漫画の呼び名。フルカラーでアーティスティックな画風が特徴。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
68
フランスのアーティスト達の手で新しく生まれ変わる「パン屋再襲撃」。全体を通して心の空洞を表す海底火山と湖面が効果的に使われていて、短い中にとても雄弁な構成で素晴らしかった。一番のお気に入りは、火山の空洞越しに見る主人公を乗せたボートの視点。心の内側から客観的に見ると、また違った面白みが見えてくることが、とても上手く表現されていて流石漫画家さんっ!!!と、構成力と表現力の巧みさにわくわくした。残る8巻、発売が待ち遠しい!!!2017/06/28
momogaga
45
お気に入り作品の劇画版。新な気づきを与えてくれました。村上作品を取り巻く様々な媒体のバリエーションが充実してきて嬉しい。2018/08/26
ぐうぐう
28
村上春樹×バンドデシネ。『パン屋再襲撃』の逆輸入版としては、ドイツの画家であるカット・メンシックによるイラスト版『パン屋を襲う』があるが、あくまでそちらは小説の文体に関しては村上春樹のものであった。しかし、本作はJcドゥヴ二の仏語翻案からのさらなる日本語訳になることで、春樹の文体が尊重された訳になってはいるものの、完全に縛られてはいない解放感がある。同時にそこからは違和感が漂うものの、それは必要な違和感だ。日本の小説をバンドデシネ化した際に生じる違和感を、疑似体験させるからだ。(つづく)2017/06/27
OCEAN8380
26
原作が読んで見たくなった。パン屋開いていなくてマクドナルドを襲うとは、ちょっと面白かった。2018/08/26
ねこさん
24
本当にこれがこれで本当に良いのか、どこにその要素があるのか、うまく見つけられない。『ラ・ラ・ランド』の時とモヤモヤ感が少し似ているような気がする。2020/07/09
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- 和書
- 短歌の話は長くなる




