MONKEY 〈Vol.17 2019 SPR〉 特集:哲学へ

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MONKEY 〈Vol.17 2019 SPR〉 特集:哲学へ

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  • サイズ B5判/ページ数 190p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184230
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

特集:哲学へ

2月15日発売の文芸誌「MONKEY」vol.17の特集はずばり「哲学」。MONKEYがその深遠なる世界の扉をはじめて叩きます。

【CONTENTS】
特集 哲学へ
Artwork: R.O.ブレックマン

8
谷川俊太郎
それ考

ジークムント・フロイト
16
精神現象の二原則に関する公式
22
神経症および精神病における現実喪失
訳-岸田秀 写真-冨山太一

26
解説
岸田秀
快感原則と現実原則
絵-きたむらさとし

36
岸田秀インタビュー
大事なことはみんなフロイトが言っている
聞き手-柴田元幸 絵-きたむらさとし 写真-ただ

46
工藤直子
で、どうだった?—— てつがくのライオンその後の日々
絵-長新太

58
対談
内田樹+柴田元幸
ないものを、あるかのように
絵-元永彩子 写真-ANdo

66
ブライアン・エヴンソン
レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』
訳-柴田元幸 絵-塩田雅紀

35,135
R.O.ブレックマン
哲学の小径
訳-柴田元幸


136
新連載
イッセー・カバーズ
イッセー尾形
荒野の暗殺者
絵-イッセー尾形

154
新連載
百の耳の都市
古川日出男 天人五衰
artworks-高田安規子・政子 写真-ただ

158
このあたりのひとたち
川上弘美 小屋
写真-野口里佳

160
死ぬまでに行きたい海
岸本佐知子 世田谷代田

164
猿の仕事

166
本号の執筆者/次号予告

168
対談
ジェイ・ルービン+柴田元幸
The Penguin Book of Japanese Short Storiesをめぐって

172
村上春樹
切腹からメルトダウンまで—— ジェイ・ルービン編
The Penguin Book of Japanese Short Stories 序文
写真-ただ

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまさん

31
 特集「哲学へ」の「へ」に惹かれる。まだ哲学にはたどり着かないと編者の柴田さんは謙遜するけれども、そこには近代の理性を包み込むような、哲学を絶対化しない寛大な明晰さを感じる。心が洗われる工藤直子さんの「てつがくのライオン」の新作やJ・ルービン編の日本文学短編集の村上春樹さんによる明瞭な序文も輝きを放っている。そしてやはりフロイトは偉大だ。岸田秀さんとブライアン・エヴンソンの語りは、自分の過去と向き合うことが膨大な労力を要し、またその度合いに応じて自己変革をもたらすことを教えてくれる。稀有な季刊誌だと思う。2019/02/18

阿部義彦

18
翻訳者の柴田元幸さんが責任編集している雑誌です、前々から気になってはいましたが今回は「哲学」がテーマで目次をみたら私も影響を受けた岸田秀さんが出ていたので買いました。この雑誌初読みです。柴田元幸さんも影響をうけた岸田唯幻論にたいしてご本人に疑問をぶつけています。岸田秀さんの翻訳したフロイトも読み応えがあります。レイモンド・カーヴァーの小説に朱を入れて別の作品にして出版していたとされる編集者ゴードン・リッシュに関する読み物が面白かったです。他にも読みどころの多い刺激的な雑誌です。村上春樹さんも書いてます。2019/03/16

tokko

17
岸田さんの論考とフロイトの翻訳はいいですね。思わず「そう考えればよかったんだ!」と膝を打ちたくなります。そして岸田さんの本を読みたくなりました。それからジェイ・ルービンのアンソロジーも気になります。刊行されたら読みたいです。そこから新たなおもしろい小説を発掘して、さらに他の本を読んでみたくなって…。雑誌って芋づる式に読みたい本が増えるので楽しい反面ちょっと怖い(笑)2019/03/16

kazi

13
柴田元幸責任編集って事でずって気になってました。期待以上の内容。今度は定期購読しちゃおう。それにしても哲学なんて本当にわからんな。私がフロイトを読むことは一生涯なさそうです。本誌ではレイモンドカーヴァーに関して書いた文章が面白かった。「愛について語るとき〜」読み返さねば。2019/02/24

我がネコ

8
哲学へ。と重々しいテーマに怯みながらも。柴田氏のまえがきを読み、一呼吸を入れる。「哲学とは論理的な解釈の煩雑さを放棄しないこと」と自分なりに解釈して読み始める。フロイト。快感原則と現実原則、神経症と精神病の見分け方。岸田氏の肉付けで分かりやすくなっている。すべてはフロイトが言っているというのを認識。そしてブライアン・エヴンソン。レイモンド・カーヴァーの作品との出会いを自分の人生に肉薄した形で語られている。圧巻。思った以上に長くて、「ああ、良い話聞いたな」ってところから、3倍以上の文章量がある。満足。2019/03/16

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