内容説明
現代の癌治療の方式を理解するためには、細胞増殖の調節と、その異常に関するある程度の知識を必要とする。本書ではこの過程の簡単な説明から始め、治療法の項では、外科療法、放射線療法、化学療法の併用を強調した。
目次
第1部 基本的概念(癌の生物学;癌の疫学と原因;癌患者の評価 ほか)
第2部 悪性腫瘍(胸廓;消化器;乳腺 ほか)
第3部 癌の側面(悪性滲出液;代謝障害;感染症 ほか)
著者等紹介
大川智彦[オオカワトモヒコ]
1943広島生まれ。1969名古屋市立大学医学部卒業。1969広島大学医学部研修(外科)。1971癌研究会病院放射線科勤務。1975英国Hammer‐Smith病院留学。1977東京女子医科大学放射線科勤務。1980Cambridge大学、Royal Marsden病院遊学。1982東京女子医科大学放射線科助教授
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