出版社内容情報
不祥事を起こし捜査1課から0課という雑務を担当する部署に異動になった百千酉雛。名誉挽回を決意した雛のもとにさっそく事件が舞い込む。それは美術館で起きた密室窃盗殺人事件。密室の謎を解明するために美術館を設計した犬飼設計事務所を訪ねると建築学科の学生である神迎圭を紹介される。捜査1課に戻りたい雛と大学の単位がほしい圭が手を組み密室事件の謎に挑む!
【目次】
内容説明
不祥事を起こし捜査一課から0課という雑務担当部署に異動になった百千酉雛。名誉挽回を決意した雛のもとにさっそく事件が舞い込む。それは美術館で起きた密室窃盗殺人事件。密室の謎を解明するために美術館を設計した犬飼設計事務所を訪ねると、建築学科の学生・神迎圭を紹介される。捜査一課に戻りたい雛と大学の単位がほしい圭が手を組み密室事件の謎に挑む!
著者等紹介
桜川ヒロ[サクラカワヒロ]
『妻を殺してもバレない確率』で2016年に文学フリマ短編小説賞大賞、’17年にネット小説大賞グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
20
不祥事を起こし捜査1課から雑務を担当する0課に部署異動となった百千酉雛が、建築学科の学生・神迎圭とコンビを組んで事件を解決する連作ミステリ。名誉を挽回して捜査1課に戻りたい雛と、大学の単位がほしい圭が手を組んで、美術館で起きた消えた絵画と現れた死体の密室事件、空き家のお化け屋敷の幽霊、誘拐された子どもが拘束されていた部屋、忍者屋敷で起きた事件と陥った危機的状況を解決していく展開で、圭を探偵役に一緒に事件を解決していく2人がだんだんお互いを認めるようになって、育んでいった絆とその結末はなかなか良かったです。2025/08/05
c3pomotohonzuki
1
消えた絵画と現れた死体、空き家の幽霊、誘拐先の部屋、忍者屋敷。建築士の卵が事件を建物から解き明かす。 謎を解くだけでは終わらない。扉が開かれ、救われたのは誰か。 二人の続きを、ぜひまた読みたい。 「まぁ、図面上はそういう風に見えますね」2025/07/28
杏
1
とても読みやすかった。 それぞれの事件の動機はモヤッとしたけど、雛と圭の関係は好きだなぁ 続編が出たら是非読みたい!2025/07/14