内容説明
ヘリコバクターピロリ菌の発見以来、20余年が過ぎようとしているが、まだまだ多くの疑問点が残されている。本書は「Helicobacter Research」誌の特集の一部と「Q&Aコーナー」の中から代表的な疑問とそれに対する“現時点での答え”をまとめたものである。
目次
1 どのような患者を除菌すべきか?
2 感染診断と除菌判定の問題点
3 除菌方法の工夫・除菌失敗例への対応策
4 除菌治療の副作用、除菌後の患者に対するフォロー
5 H.pyloriに関するその他の話題
巻末付録 H.pylori感染の診断と治療のガイドライン―H.pylori感染の診断と治療のガイドライン(2003年改訂版)より
著者等紹介
浅香正博[アサカマサヒロ]
北海道大学大学院医学研究科消化器内科学分野教授
川野淳[カワノスナオ]
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻医療科学技術分野機能診断科学講座教授
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