内容説明
植民地の支配者こそが社会を病み、苦しみ続ける。自分が破滅するほどに植民地と向き合った作家・小林勝。
目次
序章 歴史のなかに消えた故郷
1章 原点としての朝鮮戦争
2章 語り出される植民地の記憶
3章 下獄、離党、肺結核
4章 死者たちの残影
5章 「明治百年」の光と闇
6章 植民地追放の果て
7章 「懐しい」と言ってはならぬ
終章 郷愁の彼方へ
著者等紹介
原佑介[ハラユウスケ]
1980年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了。現在、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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