内容説明
業績悪化をはじめ、何かと問われる役員の法的責任。知らなかったではすまされない役員の法律知識のポイントを、会社法の超プロが丁寧に解説。新会社法完全対応。
目次
Prologue 「会社のしくみ」と取締役の関係は?
1 取締役への「就任」に関する注意点と手続き
2 取締役の「権限と職務」の範囲とは?
3 「取締役会」の運営方法とは?
4 「代表取締役」の権限や責任について知っておこう
5 取締役になったら「報酬」はどうなるか?
6 取締役の「義務と責任」を押さえておこう
著者等紹介
福崎剛志[フクザキタケシ]
弁護士。1975年生まれ。香川県出身。広島大学法学部卒業後、2000年10月に司法試験合格、2001年3月に広島大学大学院社会科学研究科卒、2002年10月に弁護士登録(第二東京弁護士会)。現在、企業法務に定評のある鳥飼総合法律事務所に所属。専門は会社法、再建型倒産法など。取締役に関する法務をはじめ、企業再編・M&A、税務訴訟、債権回収など、会社を取り巻く法律に強い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Mik.Vicky
3
会社法がわかりやすく解説されているという感じだった。私は今取り締まられ役、取締役になりたいようななりたくないような・・・2022/10/27
tkokon
3
【仕事のため】会社で使う本の物色。「取締役」にフォーカスしてわかりやすく説明した本を求めており、本書は今回の目的にベストマッチか。取締役の法的な役割・責任・何に気をつけなければならないか。何ができて、何ができないか、などが簡潔明瞭に網羅されている。2019/03/23
ぷー
2
簡潔に、そして網羅的にまとまっており、必要な情報が大まかに把握できました。何かあったときにまた振り返って読みたい。 2021/01/21
ゆう
2
取締役に必要な最低限の知識がわかりやすくまとめられている。 大事なことなので繰り返し書かれているのだと思うけど、同じことが度々出てくるため、もう少しコンパクトにまとめることもできるのかなと思った。2018/11/02
葉
2
意識低い系の自分が意識高い系の本を読んでみた。経営のプロとして取締役は責任を持って従業員の昇格や権限と職務、会社の仕組みの理解、監査役との関係、会社法へのプロット、どんな人がなれるのか、コンサルタントについて、意思決定の妥当性、内部統制、取締役にとってのストックオプションなどについてイラストを混ぜて説明されている。2015/05/12