内容説明
全4作品製作法詳細解説。情景をよりリアルにするテクニックを満載。
目次
’60年代のガソリンスタンド
酒場の風景
雪の大カーブ
川と小道のある雑木林
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
20
★★★★☆1960年代のガソリンスタンド、酒場の風景、雪の大カーブ、川と小道のある雑木林の4つのジオラマの製作方法を紹介。乾くと石肌になるストーン調スプレー、リアルさを出す汚し加工などさまざまなテクニックが満載でした。特に雪景色の中、線路を走る列車と踏み切りで停車している車が配置されているジオラマは、雪パウダーを使った積雪感や列車や車に着いた雪の付着感が絶妙です。その他、透明樹脂を使った小川が本当に水が流れているかのようで見事です。「マツコの知らない世界」か何かで特集してもらえると嬉しいかもしれません。2018/03/01
入江
19
オールカラーで、見ていて飽きません。図書館本なので眺めるだけのつもりが、コラムに「あなたは写真を撮ったことないですか?」と。さすがに写真くらいならある「プロと同じ写真が撮れないからと写真を全く撮らない人は稀なのでは」という。なるほど、プロ級のジオラマはいきなり作れっこない。でもモノ作りを楽しむのはそこじゃない。基本(ベース)を大事にして作れば、自分なりのものができる。読了後、やってみようかという気になってました。趣味が増えるかもです。2020/09/26
月雪 花那
3
作品の制作に役立ちました。2019/12/23
masabox
1
ワンランクアップテクニックとしているわけで、ベースとなるものから一つ進んで行くための技法が図解満載で乗っています。やはり鉄道で雪ってのは、鉄板なのでしょう。で、その雪深き局面を作成するには、これがまた線路の枕木すら外してワンランクアップさせていきます。実際の雪って勝手に降って積もって一面を銀世界にするのに、それを再現するってなるとこんなに手間と技術がいるのかと簡単仕切りです。2022/04/11