内容説明
「足指アーチが働く」シューズ選び!「かかと着地」ならこのシューズ!「つま先着地」ならこのシューズ!「フラット着地」ならこのシューズ!もうシューズ選びで失敗しない。
目次
これだけは知っておきたいシューズ選びの新常識(シューズ選びでストライドが決まる!;ベストシューズは、キロ何分だけでは決められない ほか)
1 着地から選ぶ(着地を知ればベストシューズが選べる!;あなたの着地を見直してみよう ほか)
2 足のメカニズムから選ぶ(足の仕組みを知れば、あたりシューズがわかる;3つの足形で、理想のラストは変わる ほか)
3 あたりシューズの見分け方(アウトソールの作りで選ぶ;ラストから選ぶ ほか)
4 シューズのカスタマイジング(サイズ選び;レーシング(ヒモの通し方)で究極のフィット感を ほか)
著者等紹介
鈴木清和[スズキキヨカズ]
駒澤大学駅伝部出身。現役時代にランニング障害に悩まされ、スポーツトレーナーや治療院、医科学センターなどを経て、痛みの原因と理想の走りを究明する。現在はランニング障害専門のランニングクリニック、SMC(スポーツマイスターズコア)を運営しながら、テレビや雑誌などのメディア出演、イベント運営なども精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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himawari
7
足の形だけではなく、走り方と体系にも合わせないと良い靴には出会えないのか。知らず知らずに選んでいたランニングシューズが私にピッタリな理由が分かって良かった。サイズではなく、履き着心地を優先する、という今までの選び方は正しかったのだな。確かに、メーカーによってサイズが異なるので書いてあるサイズが当てにならないのは常識かもしれない。デカ靴問題は笑えた。確かに、あんな靴を履いていたら脚も悪くなるだろう。シューズの開発者は何を考えて作っているのだろうか。2015/10/10
jun_dm
4
/ソール剛性が走るスピードに対して低すぎると、砂浜を走っているような感覚になり、走る速度に対してソールが硬すぎると、シューズが足についてこない。/イニシャルコンタクトでは小趾球とかかとがほぼ同時に接地してPULLになり、荷重が足のセンターのあたりに達するとボトムデスセンターを迎え、母趾球側にうつるとPUSH局面になる(ピストン走法)。/2019/08/11
ワトソンとクリック
4
図書館で借りた。役に立った。自分がツイスト走法かピストン走法かで、迷ってたのだが、ハイブリッドタイプに当てはまるらしく、落ち着いた。着地はフラットだと思しいから、やはりそのハイブリッドタイプのパターンでいいはずだ。何方も靴選びの際には、どれにしようかで余計に悩んだ経験があると思われますが、この本を読めばその必要性はないですね。ランニングシューズが目的ではないならば別ですが。この本に載ってる知識はかなり参考になった。昨日靴屋さんに行ってチェックしてきた。そしたら、どれも爪先の屈曲性はあったから、安心した。2019/02/14
海野
3
筆者の持論に基づく独特のシューズ選定方法は一見科学的に見えるものの根拠抜きで結論だけ述べているため、牽強付会としか受け取れない記述も多い。ここは具体的なデータが欲しかった。 既存のシューズ選びのセオリーに疑問が浮かんだ人が自分なりに再考するきっかけとしては良い本。2016/04/25
やまてる
2
“解剖学でわかる”に惹かれて読んでみたが、平凡なランナーの私には参考にならなかった。着地からスイング、ツイスト、ピストンの3つの走法に分けて、その走法に合ったシューズを紹介している。しかし、自分の走法が、3つの走法いずれにあっているか、わかりにくい。前置きが長く、一番気になる実際のシューズ選びは、3社に固定していて、3つの走法に合わせて各2つ・合計6つしかなく、内容が物足りなかった。けれど、参考になるところもある。ソールが曲がる屈曲性の良いシューズの方が、地面から得られる推進力が上がり、スピードが出る。2015/02/17