学研新書<br> 数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」―地図と統計で見る意外な実態

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学研新書
数字が語る現代日本の「ウラ」「オモテ」―地図と統計で見る意外な実態

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054043510
  • NDC分類 291
  • Cコード C0225

内容説明

新潟米の98%は「コシヒカリ」ではなかった!富士山の標高3776m(ミナナロ)の危機…、地理にまつわる興味深い数字の裏を探ってみると、実に奥深い背景がそこにはあった。日本の国土や自然、経済や産業、文化・生活等、いろんな側面から、今まで知らない日本の正体・真相を浮きぼりにする、日本地理の仰天講座。

目次

第1章 国土と自然の意外な実情(富士山の標高は今でも本当に3776メートルなのか―地図測量の進歩と富士山;経済水域面積世界第6位、海洋国家日本の資源大国への未来とは―海底資源開発の展望 ほか)
第2章 経済と産業の驚くべき数字(今、国産農産物の輸出が増えている!りんご2.8倍 米9.5倍 いちご28.7倍―食料自給率41%の日本の農業の逆襲;え?日本のパソコン生産量は中国のたった40分の1なのか―日本のものづくりの実力の真偽 ほか)
第3章 浮き彫りになる都市と地方の実態(東京の都心(中央区)の人口増加率35.7%が全国1位になった異変―人口の都心回帰「あんパン化」現象
年間利用者数120万人の人気温泉、地下2700メートルから汲み上げる大深度温泉―温泉ブームのウラ事情 ほか)
第4章 生活と文化から覗く日本の横顔(花粉症有症率が、スギ王国秋田県(14.0%)より東京都(32.1%)が高いのはなぜ―国民病「花粉症」の地域事情
東日本に157万人いる鈴木さん、なぜ西日本にはたった13万人なのか―名字分布から見える地理と歴史 ほか)

著者等紹介

宇田川勝司[ウダガワカツシ]
1950年大阪府岸和田市生まれ。関西大学文学部史学科(地理学)卒業、現在は愛知県江南市立布袋中学校に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

結城あすか

3
「ウラ」「オモテ」と書くほど統計の裏表について書かれているわけではないけど、意識して読み取らなければ見えてこない意外な社会問題とかが取り上げられているのが興味深かったにょ。しかし、苗字のランキングなんて他に専門書が溢れてるものとか、いまどきABOの血液型だけで日本人のルーツを探るとかいうのは、ちょっとオイオイという感じの記事だとは思うにょ。コンビニとかで見掛ける雑学文庫よりは掘り下げてるとは思うけど、暇つぶしに良いくらいの内容を超えてはいないような気がするにょ。2009/12/22

Degawa

0
ちょっと偏ってる 地学の先生ということで社会科学の分野については不正確な知識が多く気になった。 2012/07/14

0
数字で語るジャンルが広すぎるような気がしないでもない。でもだからこそ広く浅くで誰にでも読めそうな感じなのかも。鈴木さんは関西には少ないとか、富士山は本当に3776mなのか、とか高知県の住人の約半数は高知市に住んでるとかは面白かった。2011/12/17

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