内容説明
地方大学から日本一へ大学サッカーを世界一へと導く。Jリーガー・日本代表選手を続々輩出する名将が伝える人材育成。
目次
第1章 オリンピックの歓喜に隠された真実
第2章 リーダーよ。まずは己が考えよ
第3章 限りなく人を伸ばしていく
第4章 原石を本物へと磨き上げる
第5章 人を導くブレない言葉
第6章 長所を伸ばせば短所も克服
第7章 困難を突き抜けて手にする成長
第8章 あらゆる経験が人を育てる
第9章 栄光を手に入れるチームとは
第10章 サッカーと私
著者等紹介
乾眞寛[イヌイマサヒロ]
昭和35年生まれ、島根県松江市出身。筑波大学体育専門学群卒業、筑波大学大学院修士課程体育研究科コーチ学専攻修了。福岡大学スポーツ科学部教授、日本サッカー協会公認S級コーチ、(一財)全日本大学サッカー連盟技術委員長。昭和59年より福岡大学サッカー部のコーチを務め、平成2年に同大学の監督に就任。平成4年から1年間、ドイツ・ブンデスリーガー1部、FCバイエルン・ミュンヘンで指導者研修を受ける。第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(2009年)で福岡大学サッカー部を初の全国優勝へと導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Azusa Katayama
1
色んな方々の指導論本を読んできましたが、大学の先生は実は初めてでした。「育ての流儀」というタイトルに負けてない、乾先生の指導に対する想いがギッシリ詰まってます。章ごとに自身の大学時代を振り返っては比較してみたりと、あの頃の私にはどんな言葉かけがベストだったのかな?と考えてみる楽しみもありました。育てる側、育てられる側両者にとってどんなステージであっても「常に高みを目指し続ける」事はやはり根底になくてはならないと感じました。2016/01/21
まさあき
0
大学を推すことは大学サッカー部の監督だから仕方ないこととして、日本一の監督はやはり違うなと思った。叱り方、ほめ方、サポートの仕方、そして選手との距離の取り方など参考にしたいところがたくさんある。あとはそれらを与えるタイミングも。/ 今の教育の現場に自分が適しているか、適していないかは答えは出ないけれど、ただ言えるのはどうせそこに立つのなら事なかれ主義ではいたくないということかな。2013/02/15
Mimuchi
0
指導者向けに良い本、何回でも読まなければ2013/01/01