ワケありな国境―教科書には載っていない!

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883926374
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C0025

内容説明

西アフリカにある国境空白地帯とは…?中国がチベットを手放さない本当の理由とは…?世界の奇妙な国境線、その秘密を解き明かす。

目次

第1章 南北アメリカ編(国の広さも金しだい―領土をドルの力で広げたアメリカ;世界最大の飛び地―アラスカがアメリカ領になったワケ ほか)
第2章 ヨーロッパ編(東西冷戦の象徴―ベルリンの壁は国境線ではなかった;世界最小の国―バチカン市国ができた理由 ほか)
第3章 中近東・アフリカ編(中近東に残る列強の爪痕―作られたアラブ諸国の国境線;最近まであった国境未画定地域―サウジアラビアのテキトーな国境 ほか)
第4章 アジア・オセアニア編(チベットを離さない中国―チベットを独立させないワケ;もう1つの中国―台湾はこうして生まれた ほか)
第5章 日本列島編(島国の特権か?―日本は世界有数の広い国?;かつて東アジア全域を制した―第二次大戦期の日本の支配圏 ほか)

著者等紹介

武田知弘[タケダトモヒロ]
1967年生まれ。福岡県出身。西南学院大学経済学部中退。塾講師、出版社勤務などを経て、2000年からフリーライターとなる。国際情勢の裏側、裏ビジネス、歴史の秘密など、世の中の「裏」に関する著述活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Willie the Wildcat

21
植民地政策、民族、宗教・・・。経緯も様々。だから法律だけで解決することが難しい。興味深いのがシーランド公国。人口4人、クーデター、亡命政権・・・。それにしても、「国際的な承認」の基準は、時にわかりにくい。「先進国の主観(思惑)」を感じないでもない。日本が排他的経済水域だと世界6番目の国土の広さ!には驚き。2013/02/07

リットン

2
詳しく知られていない国境問題がたくさんあるのだなと感じる。西洋的な民族国家の概念では限界があり、そこからの漏れで争いになってしまっている地域が多いのだろうとは思った。特にアフリカや中東。また、アジアの小さな島の取り合いも、そもそも排他的経済水域というシステム自体が本当に適切なのかというところからだとは思う。それ以前に、国境があって国ごとに資源や人を管理するというシステム自体適切なのかという時代には来ている気がする。2019/04/14

あきぴー@武蔵国

1
学生時代に勉強した世界史を何となく覚えているので、超概要は知っているけど細かい事は知らない国境について勉強になった。出版されたのが2008年で、尖閣諸島や南沙諸島等は今とは事態が動いているのが分かる。評価:★★★☆☆2016/11/05

オルー

1
樺太の南半分とかナミビアとか西サハラとか、気になるけど学校では教えてくれなかったこと。Wikipediaでもわかるけど、こうして一冊にまとまってることがありがたい。世界はまだ紛争だらけなんだな。2010/08/07

わらびん

1
面白い!だけど誤植があるのが残念2009/06/17

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