内容説明
フィクションが痛い!現代人は、心の中に、もう一人の自分を持っている。―思えば、それは現代の若者世代に顕在化した引きこもりやニートへの道だった。…岐路にあったあの時、もしその選択をしていたらどうなっていたか。ここに描かれた「一人の自分」は虚像である。にもかかわらず、今、社会や組織の中で折合いを付けながら生きる、実像であるはずの「もう一人の自分」の心を、痛打する。
著者等紹介
三生康詩[ミオヤスシ]
1941年東京生まれ。茨城県利根町在住。早稲田大学法学部卒、その後サラリーマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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