内容説明
時は、戦国の騒乱期―。斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)は、父から突然縁談を告げられる。相手は隣国尾張の嫡男・織田信長。だが、彼は世に名高い「大うつけ」と評判であった。「信長が真実うつけであったなら、此方の手で奴を殺して参れ」。道三は嫁ぐ愛娘に一振の短刀を与えた。果たして、信長は評判通りのうつけなのであろうか…?濃姫の愛と戦いの日々が始まる。信長と濃姫、二人で歩んだ天下布武。
著者等紹介
河原撫子[カワハラナデシコ]
8月15日生まれ。東京都在住
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