内容説明
江戸時代、土佐の船乗り長平は嵐に遭い、船が流された。着いた無人島には大鳥がいて石で打ち殺し食べ、生き長らえた。そこへ大坂の船が漂着した。表題作ほか、ユーモア・哀愁に富んだ短編小説集。
目次
長平漂流記―十三年ぶりの生還
与那国の恋
沖縄のもぐりのもぐり
元日本兵
夜の蝶と蛾
病院泥棒
大阪のおっちゃん
クラス会
破れ障子の青蛙
まり子ちゃんと月下美人〔ほか〕
著者等紹介
斎藤立[サイトウリツ]
東京都出身、千葉県野田市在住。麻布高校、慶応義塾大学卒業後、三井生命保険会社勤務。定年直前に希望退職し、文筆活動に入る
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