内容説明
本書では、日本において２０００年１０月～２００１年１月にかけて横浜市の１８～４９歳の女性を対象に、個別訪問面接法によって実施した調査結果を報告する。女性に対する夫・パートナーによる暴力がどの程度起きているのか、またその暴力は女性の健康にどのような影響を及ぼしているのかに関する分析結果に焦点をあてた。
目次
１章 本調査の背景（女性に対する暴力；夫・パートナーによる暴力が、身体的・精神的健康に及ぼす影響 ほか）
２章 調査方法（調査票および調査関連のマニュアル等の開発；標本抽出 ほか）
３章 調査結果（回収状況；回答者の社会経済的属性 ほか）
４章 分析結果の要約（夫・パートナーによる暴力；夫・パートナーによる暴力が及ぼす影響 ほか）
５章 本調査結果の知見とそれに基づく提言（夫・パートナーによる暴力をより広く定義する必要性；広範囲の健康を視野にいれた政策やプログラムの必要性 ほか）
