内容説明
この十年余の社会状況や女性の状況の大きな変化を視野に入れ、今後のフェミニストカウンセリングがめざすべき課題と、民間・婦人相談所・教育現場・NPOそれぞれの相談・面接の技法をさぐる。
目次
第1部 理論編(日本フェミニストカウンセリング学会の歴史;フェミニストカウンセリングをめぐる現状;フェミニストカウンセリングにおける理論的背景の今後の課題;米国におけるフェミニストセラピィの現状と問題点)
第2部 現場での実践(フェミニストカウンセリングの援助技法;民間開業フェミニストカウンセリングの実践;行政(自治体)の現場で行なわれる相談業務
社会福祉の現場
教育現場における実践
NPO法人・NGO・「草の根」グループの実践)
著者等紹介
河野貴代美[カワノキヨミ]
フェミニズムと心理療法をドッキングしたフェミニストカウンセリングを日本に紹介、以降理論と実践の発展をリードするカウンセリングのパイオニア。お茶の水女子大学ジェンダー研究センター教授。日本フェミニストカウンセリング学会理事
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