内容説明
救急・集中治療の基本は、まず心肺機能の安定化をはかり、各臓器が生き残るための酸素と代謝基質の適切な供給、生体侵襲に対する生体防御機構の補強と回復であり、そのうえで、各責任疾患に対して時間をおかず正確な情報解析と高度の集中管理が行われることである。本書では、内科・循環器系における低侵襲的診断法と治療、内科救急における低侵襲的診断と治療、モニタリング、内視鏡治療、それに、ICU管理における実用的な体温測定を駆使した脳循環代謝のモニター法、電気生理学的なモニターの臨床応用、超音波の活用、呼吸管理と血液浄化療法の工夫などが報告されている。
目次
内科・循環器系(循環器救急における低侵襲的診断法;循環器救急における低侵襲的治療法;内科救急における低侵襲的診断法;内科救急における低侵襲的治療法)
モニタリング一般
内視鏡治療(消化器疾患;呼吸器疾患;婦人科疾患;循環器疾患)
その他の低侵襲的診断法・治療法
著者等紹介
林成之[ハヤシナリユキ]
日本大学教授
平沢博之[ヒラサワヒロユキ]
千葉大学教授
笠貴宏[カサヌキヒロシ]
東京女子医科大学教授
島田康弘[シマダヤスヒロ]
名古屋大学教授
今井孝祐[イマイタカスケ]
東京医科歯科大学教授
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