ナイトランド叢書<br> ウェンディゴ

個数:

ナイトランド叢書
ウェンディゴ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月04日 02時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883752430
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

英国幻想文学の巨匠が描く、大自然の魔と、太古の神秘。

創作の傍ら、異郷に旅し、魔術を研究して、神秘の探究に生涯を捧げたブラックウッド。

ラヴクラフトが称賛を惜しまなかった彼の数多い作品から、表題作と本邦初訳2中篇を精選した傑作集!

「ウェンディゴ」
「砂」
「アーニィ卿の再生」
訳者あとがき

アルジャーノン・ブラックウッド[アルジャーノン ブラックウッド]
1869年、英国ケント州に生まれる。20歳からの10年間をカナダとアメリカで、牧場、金鉱山、新聞社などさまざまな職を経験したのち帰国。1906年に小説家としてデビューし、『心霊博士ジョン・サイレンスの事件簿』(東京創元社)『ケンタウロス』(月刊ペン社)『人間和声』(光文社)など数々のホラー、ファンタジーを発表。魔術結社《黄金の暁》に所属する魔術師でもあった。1951年歿。

夏来 健次[ナツキ ケンジ]
1954年、新潟県に生まれる。英米文学翻訳家。怪奇幻想小説を中心に、ミステリ、SFも手がける。訳書にホジスン『幽霊海賊』(アトリエサード)、スティーヴンスン『ジキル博士とハイド氏』、ラムレイ《タイタス・クロウ・サーガ》、ロジャーズ『赤い右手』(以上、東京創元社)、スレイド『髑髏島の惨劇』(文藝春秋)など多数。荒俣宏編《怪奇文学大山脈》(東京創元社)の翻訳にも参加。

内容説明

英国幻想文学の巨匠が描く、大自然の魔と、太古の神秘。ラヴクラフト驚嘆の表題作と、本邦初訳2中篇を精選した傑作集!

著者等紹介

ブラックウッド,アルジャーノン[ブラックウッド,アルジャーノン] [Blackwood,Algernon]
1869年、英国ケント州に生まれる。20歳からの10年間をカナダとアメリカで、牧場、金鉱山、新聞社などさまざまな職を経験したのち帰国。1906年に小説家としてデビュー。1951年歿

夏来健次[ナツキケンジ]
1954年、新潟県に生まれる。英米文学翻訳家。怪奇幻想小説を中心に、ミステリ、SFも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

62
ドラマ版HANNIBALでレクター博士のウィル・グレアムへの恋情にも似た執着(シリーズを重ねる毎にクリーチャー化)を象徴していたのが「ウェンディゴ」でした。大好きなブラックウッドがこの作品を描いていた事やウェンディゴは何か知りたくて読みました。でも南條氏の訳に慣れた身としては、読みにくい訳でした。合理主義を訴える博士とディファーゴが連れさらわれるのを見た神学者の甥の対立こそが読者も惑乱させる。「砂」は映画『ハムナプトラ2』を思い出したり。やっぱり、ヨーロッパにとってエジプトの文化は未知の領域なんだな・・・2016/12/16

qoop

11
表題作はカナダの広大な未開の森林深くに潜む恐怖を書いた傑作だが、他二作も負けてはいない。神話的生命を異教的道具立てで描出した〈砂〉、ケルトの失われた異神崇拝を狂的な筆致でものした〈アーニィ卿の再生〉という、充実した三作の中篇集。違いといえば、他二作と比べて〈ウェンディゴ〉には散文詩的な怪異表現が目立たないという点があるだろう。読み心地を左右する要素と感じた。2016/11/14

つるら@turulaJB

8
■夏来健次訳 アトリエサード 2016.10■ 「ウェンディゴ」(1910)既読、空から死体が降ってくるかと思ったら違ったw■「砂」(1912)はよくわからず。■「アーニー卿の再生」(1914)不甲斐ない跡取り息子の教育を任ぜられた教師が”山の民のみが信奉するある邪悪な宗教”を利用しようとするが、吉と出るか凶と出るか、スリリングな展開。■収録作3編全て自然と人類との関わりを描いているが、中でもやはりウェンディゴが強烈。■ (訳者名訂正しました)2019/02/07

読んでみ太郎

4
実際はこの本を読んだ訳ではない。 kindleでウェンディゴだけ載った本があったのでそれを読んだ。 冬の、雪が燦々と積もる森と湖で野営地で生活する中での話。 「ライオンの体臭のような匂いがする」と言っていた男がある日急に叫びながら、どこかへ走り去って行く。 雪の中の足跡を辿るとその男と大きな獣らしき足跡が続く。男の足跡がだんだんと獣のような形に変化していて。。。 遅読の自分でも2時間もかからず読めた。2025/05/21

sundance1973

4
「ウェンディゴ」、「砂」、「アーニィ卿の再生」の3篇を収録。 あとがきにあるように、ここ数年のブラックウッドの再評価は嬉しいかぎり。その中でもこの「ウェンディゴ」は、個人的に今年最大の収穫。約40年ぶりとなる新訳は、読みやすく、それでいて古典の美しさ、格調高さも備えていて素晴らしい。舞台となる冬のカナダの大森林は、荒涼として美しい異世界をさまようかのよう。ぜひ夜の読書をオススメしたい。2016/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11205977
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品