内容説明
名画のソコにはネコがいた!?ルネサンス絵画から印象派、日本画まで、ユーモラスでウィットに富んだ猫画を満載!イタリニャ大公国・メラノ美術館が所蔵する門外不出の猫の名画、一挙100点掲載!
目次
1 ニャヴィンチとイタリニャ
2 ルネサンス
3 フェルメーラがいっぱい
4 プリンセス・コレクション
5 館長セレクション
6 猫を探せ
7 ミュシャ・コレクション
8 シャノワールとゴッホ
9 ジャパン・コレクション
著者等紹介
目羅健嗣[メラケンジ]
猫絵師。千葉県勝浦市出身。千葉経済短期大学卒業後、袖ヶ浦市役所図書館勤務。10余年奉職の後、猫絵師に転職。以後10年以上猫を描き続け、現在までに描いた猫の数2000匹以上。直木賞作家小池真理子氏の愛猫の肖像画他多数制作。毎年、銀座、函館等で個展を開催。都内カルチャーセンター他約20箇所で猫の絵を描く教室も開催している。近年は狂言、ミュージカルの紙芝居上演も各地で開催している。円谷プロダクションクリエイティブジャム(TCJ)参加作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
17
猫絵師・目羅健嗣さんの猫画集。「イタリニャ大公国・メラノ美術館が所蔵する門外不出の名画 一挙100点掲載!」という素晴らしい本。表紙は、人気ある ヨハネコ・フェルメーラ「青いターバンにじゃれる猫」だ。収録されてるものの中では、モディリニャーニ「猫と少女」、フィンセント・ニャン・ゴッホ「夜のネコカフェ」、の2点は特に好きな作品。 この本は何年か前の「丸猫展」で買ったような記憶あり。機会あれば、目羅健嗣さんの個展にも行きたい。2025/02/22
FOTD
14
猫絵師・目羅健嗣さんの名画パロディ画集。イタリニャのメラノ美術館が所蔵する猫の名画100点収録! レオナルド・ニャ・ヴィンチ、ヨハネコ・フェルメーラ、フィンセント・ニャン・ゴッホ、などの名画にうっとりしてしまう。モディリニャーニ、ルネ・ニャグリット、ニャルフォンス・マリニャ・ミュシャ、の作品が私の好み。名画に猫が紛れ込んでいるので、その紛れ込み方の違いも見所だと思う。作品の解説もおもしろい。あとがきの前に掲載作品INDEXがあるが、そのデザインが美術展の作品目録のようなになってるのも素晴らしい。2024/03/10
miaou_u
9
名画中の人物が猫化したアート本は存在しますが、目羅さんの作品は、名画に紛れ込む猫を画き、虚実混濁した如何にもな解説に、思わず吹き出してしまいます。:+((*´艸`))+:。名画を画き写す柔らかなタッチもとても素敵、、と思ったら、これはネタバレになってしまいますので伏せますが、後書きを読んで、本当に二度、えっ!?と驚嘆!!! 以前ネット上で、名作映画×猫、の面白アートを見たことがあり、同じアーティストだったという嬉しい驚きも。先日、地元の猫展で出会い、一気にファンになってしまいました...♪*゚2020/08/07
ゆうら
5
名画の中にさりげなく、あるいは大胆に猫が入っている画集。その猫がいても違和感がない。猫の種類、色、毛並みなどそれぞれの名画の画風に合わせて多種多様。絵が全て色鉛筆で描かれているのも驚き。どれも素晴らしい。幻想的な雰囲気を醸し出すルソーの「眠るジプシー女」と、岸田劉生の「麗子像」で彼女に抱かれる黒猫の顔がもう絶妙で好み。2020/10/20
佑
1
名画にさりげなく猫が紛れているパロディ画集。猫好きさんに読んでほしい。色鉛筆で油絵風に描けるなんて驚きです。2017/11/18