内容説明
ITILを上手く活用していくために、まず本書の第1章では、ITサービスとは何か、誰がITサービスの責任者たるべきかについて取り上げ、その重要性や運用上のポイントについて述べる。第2章では、ITILが何故注目されるようになったのかをまとめる。第3章では、ITILによる運用管理の実際として、ITサービスマネジメントの全領域について運用時の考慮すべき点やポイントについて述べる。第4章では、ITILを導入していく際の考慮点をまとめた。最後の第5章てして今後の展望を述べる。
目次
第1章 IT業界における「サービス」とは(ITサービスとは;ITサービスに求められること ほか)
第2章 ITIL着眼の背景(ITILは本番運用品質維持・向上のベストプラクティス;ITILは教科書として、また標準語として活用する ほか)
第3章 ITILによる運用管理の実際(サービスデリバリとサービスサポート;サービスレベル管理 ほか)
第4章 導入にあたっての考慮点(ITIL導入は、優先度の高い部分から段階的に、関係者間の課題共有をしながら進める;ITSM以外の領域との連携について考慮 ほか)
第5章 今後の展望
著者等紹介
山路幹夫[ヤマジミキオ]
アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス(IBCS)株式会社マネージング・コンサルタント。前職の日本IBM情報システム運用部門で、システム構築や自動化システムの開発を担当。さらに、その成果をもとにシステム構築サービスにて自動化システムなどの構築サービスの企画から提供までを実施する責任者を務める。その後日本IBM、IBCSでコンサルタントとして活動中。現在は、情報システム部門改革、運用業務改善、センター移転、セキュリティ診断、システム統合・移行などのコンサルティングのリーダー・責任者
石坂浩之[イシザカヒロユキ]
アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス(IBCS)株式会社シニア・コンサルタント。日本アイ・ビー・エム入社後、ITコンサルタントとして業界にとらわれず企業の情報システム部門の課題解決プロジェクトに従事。現在は、情報システム部門改革、災害対策、障害対策、企業統合時のシステム統合支援、アウトソーシング検討などのコンサルティングプロジェクトのリーダーを担当
武内真弓[タケウチマユミ]
アイ・ビー・エムビジネスコンサルティングサービス(IBCS)株式会社シニア・コンサルタント。日本アイ・ビー・エム入社後、ITコンサルタントとして業界にとらわれず企業の情報システム部門の課題解決プロジェクトに従事。現在は、情報システム部門改革、運用業務改善、セキュリティ診断などのコンサルティングプロジェクトのリーダーを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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