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内容説明
優雅、華麗なロココ社会の裏にひそむ人間のデモーニッシュな欲望をオペラであばいた天才モーツァルト。
目次
序章 モーツァルトのオペラが描いたもの
若き日の透明なまなざし―『イドメネオ』
おとぎ話のピュアな初恋―『後宮よりの誘拐』
おとなのための浮気の哲学―『フィガロの結婚』
快楽の化身の悲劇―『ドン・ジョヴァンニ』
裏切りを知るとき―『コジ・ファン・トゥッテ』
孤独な天才の理想郷―『魔笛』
最後の透明な輝き―『皇帝ティートの慈悲』
著者等紹介
永竹由幸[ナガタケヨシユキ]
昭和13年7月26日東京・築地に生まれる。慶応義塾中等部の頃より歌舞伎座の三階立見席にかよう一方、藤原歌劇団の赤坂の練習所にスコアを持ってかよう。慶応高校演劇部に在籍、座付作曲家として現猿之助作「宝島」の作曲を担当。同丈と共に白木劇場の舞台に立つ。慶応大学オペラ研究会創立。慶応義塾百年記念に若杉弘指揮、中村邦子主演メノッティの『電話』の演出をする。昭和36年三井物産入社、同40年同社イタリア修業生としてボローニャ大学留学。その後二回にわたり計11年、同社ミラノ店に勤務。63年退社。ANFコーポレーション(株)、サウンド・バンク(株)の社長を歴任し、平成8年退任。平成7年より東京芸術大学講師。平成10年より昭和音楽大学教授となり平成18年退職。平成18年4月より尚美学園大学客員教授となり現在に至る。平成18年2月日伊の文化交流に長年取り組んだことで、イタリア国より「イタリア連隊の星」勲章のひとつであるコンメンダトーレ章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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