内容説明
緻密な楽曲分析と時代・文化的背景の解説を通して、その作曲家に最もふさわしい演奏をめざす。
目次
第1章 シューベルト(作曲家像;『ウィーンの淑女たちのレントラー』 ほか)
第2章 メンデルスゾーン(作曲家像;無言歌 作品19の4『信頼』 ほか)
第3章 シューマン(作曲家像;『クライスレリアーナ』 ほか)
第4章 ショパン(作曲家像;ワルツ イ短調 作品34の2 ほか)
終わりに―多様化する鍵盤楽器とピアノ演奏について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
1
薄い本にロマン派の四人の作曲家ですから、取り上げられている曲はごく一部です。それでその作曲家の演奏法を知った気になるのは危険です。飽くまで入門書のように読むのがいいと思います。もっと譜例が豊富にあると良かった。楽譜が手元に無いと、何が何だかわかりません。2016/05/07
mochi
0
演奏はするのに知識がない私にはぴったりでした。内容が分かりやすかったです。ピアノでは特に手首の動きを大事にするといいこと、曲の背景を知って演奏すること、当たり前だけど今まであまり考えていなかったな、と思いました。これは楽譜を見ながら読むのがお勧めです。2012/10/27
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