目次
序章 社会保障の問題状況と本書の主旨
第1章 従来の「自立・自助」補足的な社会保障とその概念の意義と限界(社会保障の自助前提的な考え方の歴史的な意義と限界;社会保障と社会保険;1995年「勧告」の介護保険弁護論、社会保険の二面性と潜在的な収奪性の無視)
第2章 社会保障(医療・介護保障)の理論と制度の発展(運動論的見地も加えた社会保障関係諸概念の再構成)
第3章 医療と介護のルネッサンス(社会保険による間接的な社会化と公的サービスの直接的な社会化;分断・差別的な日本社会保険の改革の必要性)
むすび(社会保障の民主的な包括的社会化をめざして;社会保障労働と労働運動の発展をねがって)
資料
著者等紹介
相澤與一[アイザワヨイチ]
1933年山形県生まれ。東北大学大学院経済学研究科経済学博士取得により修了。現在、福島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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