内容説明
本書は、ヘーゲルの『精神現象学』について、自己を知るとはどういうことか、すなわち“自己知”探究の書として考察し、その意義を明らかにするものである。
目次
第1部 “自己知”の方法論(「意識の経験の学」の方法論;「意識の経験」と「絶対知」)
第2部 “自己知”の経験の歩み(「自己意識」論の射程;近代的主体性論の射程;近代的主体性の意義と限界;「良心」論の射程)
第3部 “自己知”とは何か―生と死の弁証法(「生命」論の意味するもの;“死と再生”の意味するもの―精神の根拠)
補論 『現象学』の現代的意義―他者と承認をめぐる一考察
著者等紹介
片山善博[カタヤマヨシヒロ]
1963年東京都に生れる。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得、一橋大学助手を経て、現在は、群馬大学、東京農工大学ほか非常勤講師。(社会学博士)
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