目次
1 孤高の存在感「一本桜」(醍醐桜;黒部のエドヒガン桜 ほか)
2 「旅路の章」(芦野公園駅;北上展勝地 ほか)
3 野山に生きる桜たち「山桜」(嵐山;吉野山 ほか)
4 「歴史的建造物と桜」(五稜郭;弘前公園 ほか)
5 暗闇に浮かぶ妖艶幽玄「夜桜」(樽口峠;立屋・番所の桜 ほか)
著者等紹介
谷角靖[タニカドヤスシ]
大阪生まれ。サラリーマンで経理部、調理師見習いを経てカナダ極地ユーコンへ。オーロラガイド、ユーコン川のカヌーガイドなどをした後、永住権を取得しプロ写真家に転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
216
オーロラ写真家による桜写真。孤高の一本桜(日本五大巨桜は、福島三春の滝桜、山梨山高の神代桜、岐阜根尾谷の淡墨桜、埼玉石戸蒲桜、静岡狩宿の下馬桜なんですね)、鉄道と桜、山桜、お城の桜、夜桜など、日本全国のいろいろな桜を見せてくれます。そのどれもが美しい。特に、福島県喜多方市の旧国鉄路線「日中線」(1984年に廃線)の枝垂れ桜の並木道には感動します。ああ、早く桜旅に行きたい...2021/05/29
じいじ
80
日本列島の「桜」で綴った写真集。コロナ禍で少々痛めつけられた、心のイライラを和ませていただきました。暗闇に妖艶に浮かぶ夜桜は、暫しうっとり魅入ってしまいます。青森・弘前公園の濠に浮かぶ花びらを背景に、一枝の桜花は圧巻です。桜の魅力を思い切り味わうことができる、楽しい素敵な写真集『桜旅』です。【図書館本】2021/08/21
佐島楓
67
去年も今年も、桜をゆっくり見ながらそぞろ歩くことができなかった。せめて写真集で味わう。夜桜の迫力たるや。2021/05/05
ぶんこ
46
圧倒的な桜の美しさに、改めて日本はすごい、素晴らしい、日本人で良かった。大きな1本の桜としては小岩井農場の桜に惹かれました。広々とした緑の草原に立つ桜。後ろに雪山を従えて、実に大らかで爽やか。『朝から夜まで見ていて飽きない』とありましたが、本当にここでのんびりしたい。そして青森・弘前の圧倒的な桜の数々。お堀が桜色に染まった花筏も見てみたいです。他には只見線の車窓からの桜も楽しみたいです。旅への夢が拡がってドキドキワクワク。キャンピングカーを借りて桜前線を追いかける旅をしたい夢。いつ実現するかな。2021/08/31
なつきネコ@幼女に化けてます
31
日本中の桜とともにお旅する写真集。いやぁ~、日本って桜の国なんですね こんなに桜とともに生きているだな。どこを見てもピンクピンクの景色が癒される。素敵でした。日本の山と桜や城と桜はなんで日本的なのか、素敵です。しかし、電車で桜を旅する風流。しかし、撮るの大変だろうな。そんなふうに思う。気に入りは栃澤の枝垂れ桜、三春の枝垂れ桜、合戦場の枝垂れ桜、小岩井農場の桜、花見山公園の桜、只見線の桜、根本町の桜、吉野山の桜、弘前城の桜、長浜城の桜、近江八幡の桜、高遠城の夜桜、鶴ヶ城の夜桜、弘前城ノ゙夜桜です。2024/05/28