著者等紹介
横田雅博[ヨコタマサヒロ]
1960年北海道札幌市に生まれる。1990年風景を中心とした自然写真の撮影を始める。特に森をテーマに撮影を行っている。1998年写真展「Forest~樹々たちの四季」を開催。2000年写真集「森の時間」(青菁社)を出版。北の写真家集団DANNP会員
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感想・レビュー
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やすらぎ
126
森へ行こう。心を休めるために。森を歩こう。逢えるかもしれないから。エゾフクロウの森。春めく頃、冬芽が膨らんで弾けると、どこにこの色が隠されていたのだろう、毎年芽吹きは瞬く間に森を新緑へと染めていく。樹上の生活はまだまだ頼りない。仲良く一緒に、上を見たりぴったりくっついたり。疲れたら得意の顎のせポーズ。…木の葉が秋色で森を包み、渡り鳥は南へ向かい、まもなく静かな時間が訪れる。親離れの季節。森は瞬く間に葉を落とす。初冬…森閑…樹洞でじっと春を待つ。なごり雪、エゾフクロウは森に飛び立つ。生きる力を頂くために…。2021/02/20
浅葱@
38
森が棲みか。瞬間の表情や仕草も、育ちも、可愛いい。冬のふくろうに棲みかの森の大切さも感じる。ふくろう好きの友人にどうかと思い図書館で手にしたけれど、私のお気に入りに(’-’*)♪欲しくなってます。2014/06/28
とよぽん
37
ふくろうの赤ちゃんが成長していく様子を、季節の移ろいと共にとらえた写真絵本。ふわふわの毛に包まれ、木の枝に止まっている姿や子供同士で戯れている姿、一面の雪の森を幹の中からのぞいて見る姿、どれも愛らしい。こんな明るい時間に活動していることに驚いた。2020/04/21
ユウユウ
37
エゾフクロウってかわいいですね。黒目がちさがたまらない。2016/12/09
り こ む ん
27
梟の観察のような写真集。生態と優しいコメントと写真が、よかったな。ピッタリと並んでるヒナがかわいかった2013/09/24