内容説明
真琴は生活を支えるためスナックでアルバイトをしていた。そこで、今まで見た事のないほど綺麗な顔をした男、零二と出会う。零二は真琴より11歳年下で高校中退のパチプロ。惹かれ合うふたりだが、真琴には酒乱で暴力を振るう夫と2人の子供がいた。夫の暴力は日々激しくなり、真琴はついに離婚を決意する…。今は亡き恋人への想いが新たな涙を誘う、壮絶な愛の物語。第2回「追憶」出版化奨励作。
著者等紹介
楓祥子[カエデショウコ]
小さい頃から本を読むのが大好きで、小説家になるのが夢だった。しかし現実は普通のOL、今回の『蒼穹の宙の何処かで』が処女作
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