内容説明
迷走するこの国に警鐘を!いったいいつからこんなになったんだ?政治も、社会も、経済も、まったくあきれることばかり。振り向けばもう、危機はそこまで…。現代日本のあらゆる場面に見られる「総崩れ現象」に対し、勇気を持って取り組むことの重要性を訴える渾身のエッセイ集。
目次
富士登山に思う―問われるリーダーとは
子犬のしつけ(恥かしい人間の大人たち;子犬から子供のしつけを学ぶ)
フィジー、マナ島結婚式―花嫁の父親日記
間違いだらけの上高地マイカー規制―自然保護どころか、自然破壊の観光誘致策である
未熟な大人たち―これでは子供の教育などできるはずがない
我が半生記―還暦を迎えて思うこと
日本的文化、風土にあった経営とは―間違った成果主義導入
歴史の道「熊野古道」―関西から歴史、文化を全国、全世界に発信しよう
朝青龍の全勝優勝に思う―闘争心をなくした日本人
今年も新年度は始まった―新入生、新入社員がなすべき課題は〔ほか〕
著者等紹介
薄井宏彬[ウスイヒロアキ]
1943年、大阪市生まれ。大阪外国語大学(ドイツ経営学専攻)卒業後、伊藤忠商事入社。入社後、海外研修生として、ドイツのケルン大学留学(ドイツ経済論専攻)。ドイツ、スイス駐在などを経て、2002年、IT Corporationの社長に就任。現在、会社経営のかたわら、エッセイストとして、会社(社員研修)、学校、図書館、全国自治体、文化センター、カルチャーセンターなどで、セミナーおよび講演活動中
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