内容説明
２１世紀が幕を開けた２００１年、そして２００２年、２００３年と、大卒後数十年を経ての、我らがミレニアム同窓旅行―。立山黒部から越中に、続いて佐渡、そして沖縄とめぐる同窓旅行から、激動の時代を生きてきた錚々たるシニアたちの、その横顔と、心のありようが見えてくる。同世代との共感とともに、次代へのメッセージが込められた、珠玉の贈り物。
目次
犬も歩けば、烏も鵜になり（同窓旅行；仲間たち；兄貴分と姉貴分 ほか）
“荒海”の佐渡の安らぎ（佐渡の島山；“極楽とんぼ”とその妻；一三年後の同窓旅行 ほか）
私は沖縄の心に近づきたい（遅すぎた旅立ち；ようやくの沖縄；男＋女、計七人の一行 ほか）
著者等紹介
葛谷貞衛［クズヤサダエ］
１９２９（昭和４年）愛知県木曽川町玉の井に出生。木曽川町西小学校・旧制県立一宮中学校・早稲田大学卒業。１９５３（昭和２８年）より四一年間の出版社勤務を経て、現在、東京都府中市在住
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