内容説明
正に奇蹟!不可能とされた、日本語発音メカニズムを解明!口伝によって吟詠の研究を続け、三十年目に実現した労作。
目次
日本語発音メカニズム解明の緒
日本語化した「漢字の四つのアクセント」を勉強する動機
平水韻(一〇六韻)を日本語化の一音節の韻目表に転化する
「漢字の四声」に没頭した迷路の八年間
いろは四十七文字の本字の万葉仮名を探求
生徒に宣言した「吟詠の完成」成る
論文に挑戦
歴史的かなづかいによる日本語のアクセントの解明
日本語の理想的な標準語の正しい発音を索引する「漢字」の音訓の「字書」を完成
研究課題の「吟詠の完成」成る〔ほか〕
著者等紹介
杉沢和夫[スギサワカズオ]
昭和2年6月1日生まれ。昭和20年3月、神奈川県立平塚工業学校応用化学卒業。昭和20年4月、横河電機辻堂工場に入社。終戦による工場閉鎖にて退社。昭和20年8月より実家で農業に従事。昭和21年9月1日、東京醸造株式会社入社(同社解散により昭和30年退社)。昭和31年10月より京染業(自営)を始め、現在に至る。昭和63年1月より近体詩の構造の研究開始。平成2年夏より「漢字の四つのアクセント」の研究を始め、現在に至る。平成10年11月1日、社団法人日本詩吟学院岳風会の許證総伝を認許される(岳雲)
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