感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきちゃん
3
別府観光王。そして観光バス&バスガイド生みの親。波瀾万丈というか自分が思いついたことに対してためらいもなく突っ走ってゆく父娘に脱帽。絶対敵も多かったよね~(^_^;)。人の目を気にせず信念を持って行動できる、日本人離れした大陸的な思想を持っていたのでしょう。今後、こんな人物は現れるかな!?今だったらネットあたりで叩かれ、あっという間に潰されそう・・・。2013/10/05
ささ
1
別府の駅に立っているという油屋熊八の銅像(天国から舞い降りた熊八が「やあ!」と呼びかけているイメージ wikipediaより)を写真で見て、興味を持って手に取った本。主人公である娘は架空で、油屋熊八郎も油屋熊八をモデルにした人物。なので、油屋熊八の経歴とは違うところはある(あとがきに経歴あり)。でも、すごく面白い! 別府がみるみる大きな観光地になっていくのが、読んでいて楽しい。ドラマで見てみたいな、と思った。ドラマにするなら朝ドラとかにすごく向いていると思う。別府に行きたいなー。2015/10/09
takuchan
1
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズは秀逸だなぁ。2015/06/27
きいち
1
私財をなげうってまで別府の町を世界有数の観光地にしたのには平身低頭2013/06/13
かっぱ
0
別府振興の立役者、油屋熊八をモデルにした、というより、その娘の華乃の視点での物語として書かれた物語。熊八の業績をベースにかかれているので、そのあたりは盛り込まれているが、基本的に創作物語である。明治から昭和にかけての時代別府を背景とした、出世物語として読めばいいと思う。 なお、実際の熊八には娘も、跡継ぎらしい跡継ぎもいなかったらしい。2025/02/21