出版社内容情報
竿、よいライン、リール、ウェーディング、昆虫とフライ、作家たち。
英国、日本、北米、ロシア、中国――世界の川を釣行して、
答えのない問いを発し続ける悦楽を描き、「人生の時間」の意味を鮮やかに浮き彫りにする。
疑似餌(フライ)を使って魚と向き合うフライフィッシング。
紀元前に始まり今日スポーツとして親しまれるその歴史から、
竿やフライの進化、文学者が好んで描いた釣り、魚に与えるストレスの問題まで、
フライフィッシングがもつ奥深い世界に浸り、自然と深く関わる方法を探る。
内容説明
疑似餌を使って魚と向き合うフライフィッシング。紀元前に始まり今日スポーツとして親しまれるその歴史から、竿やフライの進化、文学者が好んで描いた釣り、魚に与えるストレスの問題まで、フライフィッシングがもつ奥深い世界に浸り、自然と深く関わる方法を探る。
目次
序章 ビッグウッド川のトルストイがいない冬
なぜ釣りをするのか?
難しく釣る
思考する獲物
フライフィッシングの始まり
アメリカのフライフィッシング
何と言ってもフライ
竿という悦楽
リールの話
よい針、よいライン
川に立ち込む
女性釣り師
答えのない問い
作家と釣り
終章 ブラックウォーター川のイェイツ
著者等紹介
カーランスキー,マーク[カーランスキー,マーク] [Kurlansky,Mark]
アメリカ・コネチカット州ハートフォード出身のベストセラー作家。1998年ジェームズ・ビアード賞(料理界での業績を表彰する賞)、2006年『ボナペティ』誌フードライター・オブ・ザ・イヤー、2007年デイトン文学平和賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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