出版社内容情報
ブドウ栽培史に大変革をもたらしたシャインマスカット。需要が大きく、安定価格、生産拡大が続いている。このシャインマスカットを親にした新品種の開発が各地で進められているが、著者の志村富男さんはシャインマスカット系の次世代品種育成の牽引車的な存在である。
志村さんはこれまでシャインマスカットの「大粒、種なし、皮ごと食べられる」という持ち味を生かし、紫黒色の「富士の輝」、鮮紅色の「美和姫」、「マイハート」、赤紫色の「クイーンセブン」、黄緑色系の「雄宝」、「ほほえみ」、「天晴」などの有望品種を作出。また、野生種サンカクヅルを親にした醸造用ブドウの「富士の夢」、「奇跡の雫」なども作出している。なお、大手ワイナリー在職時代に開発したレインカットの覆い、退職後に考案したグレープガード装置は画期的な栽培方式として各地で導入されている。
本書では著者のこれまでのブドウの新品種作出、栽培技術開発、ワイナリー指導などの取り組みを紹介しながら、ブドウ栽培の醍醐味と可能性を探る。
【目次】
【主なもくじ】
ブドウ新品種づくりに向けて 序に代えて
カタログ オリジナルのブドウ品種解説(カラーページ)
第1章 ブドウに魅せられ ともに歩んで
第2章 育種の基本と栽培技術の開発
第3章 ワイナリーへの指導、支援
付章 ブドウの一貫態勢の確立へ(志村晃生)
志村葡萄研究所の指導、支援ワイナリー一覧
インフォメーション(本書内容関連)
目次
カタログ オリジナルのブドウ品種解説(カラーページ)(新品種の交配、作出;富士の輝 黒系シャインマスカット ほか)
第1章 ブドウに魅せられ ともに歩んで(ブドウに引き寄せられて;マンズワインでの取り組み ほか)
第2章 育種の基本と栽培技術の開発(新品種が生まれる瞬間;育種の基本と手順 ほか)
第3章 ワイナリーへの指導、支援(新興ワイナリーとともに;サンマモルワイナリー(青森県むつ市) ほか)
付章 ブドウの一貫態勢の確立へ(ブドウの販売、加工にも傾注;育種・栽培・加工・販売の新展開)
著者等紹介
志村富男[シムラトミオ]
ブドウ育種家。(株)志村葡萄研究所会長。1946年、山梨県生まれ。山梨県果樹試験場研究生2年課程修了。長野西高校卒業。1968年、マンズワイン(株)入社。ブドウの栽培技術開発、生産農家の指導に従事。マンズ・レインカット垣根栽培方式(特許取得)、生長点組織培養法による甲州のウイルス・フリー化などを実現。マンズワイン退職後の2001年、志村葡萄研究所を設立。醸造用ブドウ栽培でのグレープガード装置を考案し、さらに生食用ブドウの雄宝、マイハート、バイオレットキング、富士の輝、醸造用ブドウの富士の夢、奇跡の雫などの新品種を作出し、苗木を生産・販売。要請に応じてブドウ産地やワイナリーの指導、支援を行う。科学技術庁長官賞(創意工夫功労者)受賞、山梨県政功績者受章。名誉農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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