内容説明
転換期の農と食、誰がどう支えるか。折々の重要な証言、データを丹念に紡ぎながら、「農業・農村」の内実と潮流を具体的に照らし出す。
目次
1章 農業基本法から食料・農業・農村基本法へ(長すぎた道のり;新基本法の「二正面作戦」 ほか)
2章 さまよう米(食管法から食糧法へ;生産調整の変転 ほか)
3章 農業・農村を誰が支えるか(担い手が足りない!;「効率的・安定的経営」を目指して ほか)
4章 「地方消滅」か「田園回帰」か(花盛りの農産物直売所;六次産業化する農業経営 ほか)
著者等紹介
岸康彦[キシヤスヒコ]
農政ジャーナリスト。1937年、岐阜県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。1959年、日本経済新聞社入社、主として農林水産業・地方問題を担当。岡山支局長、高松支局長、東京本社速報部長をへて、85年、論説委員。97年、愛媛大学農学部教授。2002年、日本農業研究所研究員。11年、同研究所理事長。12年、日本農業経営大学校校長。この間、米価審議会、林政審議会、食料・農業・農村政策審議会等の委員、臨時委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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