目次
第1章 育てて楽しむ種採りの世界(在来種・固定種から種採りをする;交雑を防ぐための工夫いろいろ;種子繁殖と栄養繁殖の野菜;作物の特徴を保つ株を見分け、選ぶ)
第2章 野菜ごとの栽培と種の採り方(果菜類;葉茎菜類;根菜類;豆類)
第3章 種採りの予習と復習(種採りのための栽培上の留意点;すぐれた種子を選別する;種子の調製、保存のポイント;種子の寿命と保存期間・方法;登録品種と在来種・固定種の種)
著者等紹介
福田俊[フクダトシ]
東京農業大学グリーンアカデミー講師、園芸研究家。1947年、東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業。種苗会社勤務を経て現職。長らく日本ブルーベリー協会理事などを務め、2008年には育成種「フクベリー」を育成者として品種登録。また、自家菜園、貸し農園などで有機・無農薬の混植連続栽培、自家採種などにも取り組む。ホームページとYouTubeでブルーベリーと野菜の情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sakie
11
日本農業新聞でおなじみの福田俊さん。家庭菜園ならF1の種を買うのではなく、自分で採種して楽しむのがおすすめと、種苗会社勤務の経験と、農園での経験を踏まえて詳しく解説している。落花生とこぼれ種のマクワウリしか成功体験がない身に、いきなり自家採種は一足飛びすぎた。固定種の種を買い込んだところで、一種類を5本も植えるスペースもなければ、直播では育たない野菜があることもてんで知らないのだもの。心折れそうになったが、まあ1年目は土づくりを進めつつ、固定種を育ててみる、くらいの目標にしておこう。絵袋は下側を切ること。2025/02/11