不便なコンビニ〈2〉

個数:
電子版価格
¥1,782
  • 電子版あり

不便なコンビニ〈2〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月16日 07時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 354p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093567503
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

出版社内容情報

韓国発の大ベストセラー小説、待望の続編!

狭くて品揃えも悪く、近所の人から「不便なコンビニ」と呼ばれるALWAYS。深夜バイトの独孤(トッコ)が店を去ってから6つの季節が過ぎた。オーナーのヨムさんは体調を崩し、折り合いの悪い息子ミンシクに経営を、古株のソンスクに店長を任せ、ソウルを離れていた。独孤から仕事を引き継いだ元刑事のクァクも故郷に帰ることになり、ソンスクは愛想はいいが要領の悪そうな中年男性クンベを深夜バイトとして採用する。今日も悩みを抱えた人たちが、ALWAYSを訪れる。一方、クンベにはある秘密があった……。
2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位。韓国でシリーズ累計150万部超、台湾で15万部超。ソウルで上演される舞台はロングランとなり、ドラマ化も進行中の世界的ベストセラー「Kヒーリング」小説、日本に待望の続編が上陸!


【編集担当からのおすすめ情報】
韓国で社会現象を生み出し、世界的なベストセラーとなったKヒーリング小説『不便なコンビニ』。日本では2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位にランクイン、大きな反響のなか、いよいよ待望の続編を邦訳刊行します。
作中では前作の終わりから約1年半が経過し、コロナ禍のALWAYSにも変化が。続編も、さまざまな人間模様を通して、困難な時代を生きるヒントをたくさん与えてくれます。
どこか私たちに通じる悩みを抱く登場人物たちに共感し、ユーモア溢れるフレーズにニヤリとさせられ、人と人の絆にほろりとさせられ、コンビニグルメに垂涎し、ソウルをはじめ町の描写に旅情をかき立てられ……。とにかく読みどころ満載です。よりパワーアップした続編を、ぜひお楽しみください。

内容説明

店は狭くて品揃えもいまひとつ、「不便なコンビニ」と呼ばれるALWAYS。季節はめぐり、オーナーのヨムさんは息子に経営を譲りソウルを離れていた。新しい深夜バイト、悩める客たち…ささやかな触れ合いから奇跡が生まれる―。傑作Kヒーリング小説、待望の続編!

著者等紹介

キムホヨン[キムホヨン]
1974年生まれ。高麗大学国語国文学科卒業。2005年に第1回富川マンガストーリーコンテスト大賞受賞。2013年に長編小説『望遠洞ブラザーズ』で第9回世界文学賞優秀賞を受賞

米津篤八[ヨネヅトクヤ]
早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社勤務を経て、朝鮮語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

140
ソウルの下町にあるコンビニでは謎のホームレス店員が関係者や来客に不思議な幸運をもたらしていたが、彼が去って後も同じ効果が続いていた。誰もが生き方や生活に苦しむが、店を訪れると思いがけない関わりからささくれた心が癒されていく。未来への不安に苛まれるヘル朝鮮のただ中にあって視野狭窄に陥っていた人びとは、自分の知らない世界を知って新たな道が開ける。そこに描かれる嫌児対立や就職難などの問題は韓国だけでなく、日本や世界にも共通する問題ばかりだ。そこへ前作からの伏線が鮮やかな効果を生んで、読者までも幸せにしてくれる。2025/03/27

mike

83
ソウルにあるコンビニALWAYS 。あれから2年後のコロナ禍の話。マスク、時短営業、ワクチン接種待ち。もろに痛手を受けた飲食業界、演劇界、観光産業。国は違うのに苦しみも辿ってきた道もあの頃の日本と全く同じ。何だかね韓国の人たちが同志の様に思えるんだよ。オーナーは放蕩息子が受け継ぎ、深夜バイトはヘラヘラしてお喋り好きな大きな男が努めている。彼の母の教え「比べるのは癌、心配するのは毒」がとても素敵だと思った。表紙の絵は前作と同じ場所だが今回はALWAYSの明るい未来を感じられる。安心して読めるヒーリング小説。2025/04/17

こばまり

23
1作目の登場人物のその後も知れる上出来な続編。シナリオライターでもある作者はさすが、ほろりとさせる台詞回しがうまい。カテゴライズするならばこれはコロナ文学だ。2025/06/23

kibita

18
とにかくお隣の国は日本より生きづらそうだ。ドラマや小説では学歴・不動産階級格差が際立つし、今作でも就職浪人3年目の女性が登場する。前作は「Kヒーリング小説」ジャンルが出来るきっかけになったらしい。今回の狂言回しは、サモ・ハン・キンポー似のクンベ氏。「比べるのは癌、心配するのは毒」という言葉がいいな。誰もがまだ存在していない未来に心配の種を探し、自ら不安を作り出して毎日過ごしているのだから。頭で分かっていても難しいが、常に心に置きたい。最後にあの人達が駆け足で登場したのは嬉しいサービス。2025/04/17

すみっちょ

17
ALWAYSもそこに関わる人達も随分色々なことがあって、読む側にも覚悟が必要でした。前作より重い話も多いです。私はコロナ禍の頃を思うと理不尽で辛かったことなどが思い出されそれは自分の中でまだ消化できてないからだと思っているのですが、韓国の人達も同じように闘ってたんだなと思い最後は自然と涙が。私達頑張ったよね!と、みんなで肩を叩き合いたい気持ちになりました。2025/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22413855
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品