内容説明
ＬＩＯＮＳ ＧＯＯＤ ＮＥＷＳは２０２０年からスタートした、カンヌライオンズの公式コンテンツです。コロナ禍以降で大きく変化し続ける世界におけるコミュニケーションの課題を洗い出し、過去から現在までのカンヌライオンズの膨大なアーカイブを分析しながら新しいやり方やそのヒントを提示していくプロジェクトとしてシリーズで展開されています。最新作は調査を通じて出てきた課題「出会いがない」ことに関しての考察です。「出会い」の意味を持つ花や花言葉をモチーフに、これからのコミュニケーションはどうあるべきか、を紹介しています。本書はそれをさらにアップデートし、最新事例などを含め厳選された５１の事例とともにまとめ上げています。
目次
ＰＲＯＬＯＧＵＥ コミュニケーションにおける新たなパラダイムチェンジ
１ ＨＯＮＥＳＴＹ―偽りやごまかしが蔓延する世の中で光る「正直」さ
２ ＴＲＵＴＨ―世の中に蔓延する「真実」という名の欺瞞
３ ＥＳＴＥＥＭ―他者を「尊重」すれば、新たな世界が拓ける
４ ＲＥＭＥＭＢＲＡＮＣＥ―「追憶」の中に共通の接点を見出せ
５ ＡＲＴＩＦＩＣＥ―コミュニケーションのラストワンマイルを接着する「技巧」
６ ＩＭＡＧＩＮＡＴＩＯＮ―「想像」を現実にし、突破力を磨く
７ ＴＥＡＭ ＵＰ―仲間が集えば社会が変わる。コレクティブ・インパクトがもたらす社会変革
８ ＲＥＢＯＲＮ―固定観念を脱ぎ捨てた先に光る「新生」の存在
９ ＵＮＥＸＰＥＣＴＥＤ ＭＥＥＴＩＮＧ―可能性を秘める「予期せぬ出会い」を取り戻せ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
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日本発の世界を変えるクリエイティブなアイデアと戦略が、一つも掲載されていないのは残念。著者である「電通」の代表的なプランナーが『日本のコミニケーションの開国とグローバル化』とエピローグに記したのには、驚きました。もう海外の事例紹介だけで満足する時代ではない。2024/02/14
