内容説明
カナダ・オンタリオ州で生まれた「母子コンカレントプログラム(A Concurrent Group Program for Children and Their Mothers)」は、母子並行セッションを基本とした心理教育プログラムとして、DVに曝された母子を支援するために活用されてきた。オリジナルプログラムでは12回だったセッションを7回に変更するなど、児童虐待防止法・DV防止法が成立した日本社会の実状に即して、より活用しやすくアクセスしやすい形に翻案(アレンジメント)。「DV被害の包括的支援」の実現を目指し、DV加害者プログラムの実施をはじめ、被害者支援に長年かかわってきた臨床家たちの“経験の知”と“実践の技”を結集する。
目次
1 RRP研究会からのメッセージ
2 グループを実施するために
3 母親グループのセッション
4 子どもグループ(7~12歳)のセッション
5 子どもグループ(13~16歳)のセッション
6 アフターセッションとフォローアップ
7 実施に当たってのQ&A
8 配布資料
9 参考資料
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- 和書
- 新臨床栄養学